医師・看護師に対する暴言・暴力

 医療機関には、医師・看護師などの職員と患者とその関係者がおり、それらの間で暴言・暴力が少なからず起きているという事実があります。

 

 2007年12月に医療機関で暴言・暴力に関する講習会に参加した看護師99名を対象にした調査で、過去6か月以内に患者や関係者から何らかの暴言を経験した看護師は40人(41.2%)、何らかの暴力を経験した看護師は18人(18.6%)、セクシャルハラスメントを経験した看護師は18人(18.6%)もいることがわかりました。

 

 また、患者によるストーカーまがいの行為を看護師になってから一度でも経験した人が18人(18.6%)もいました。(「ストップ 病医院の暴言・暴力対策ハンドブック」和田耕治氏編集 北里大学医学部衛生学)

 

 こうした暴言・暴力は医師に対しても行われていますが、看護師への暴言・暴力に比べると低い割合にとどまっています。

 

暴言・暴力対策の3つの段階

 病院で発生する暴言・暴力などへの危機管理として、「予防」、「発生」、「収拾」の3つの段階に分けて対策を立てます。

 

1.予防段階の対策

 

 暴言・暴力に予防の基本は、全職員の丁寧な接遇と患者とその関係者への確実なインフォームド・コンセントです。 

 

 暴言・暴力に至るのは、病院側と患者側の認識のギャップが原因であるので、患者へのサービスという観点と患者による暴言・暴力の予防という観点から組織的な接遇の実践は必要です。

 

 しかし、上記だけでは100%暴言・暴力をなくすことは不可能であるので、安全管理体制の整備、職員への教育実施、外来患者や来院者への説明(ポスター、パンフレットなど)、と共に、監視カメラの設置、非常ボタンの設置、緊急連絡方法の確立、さすまたなどの暴力対応器具の準備、職員専用スペースへの立ち入り制限なども合わせて事前の対策が必要です。

 

 暴言・暴力などの事件を予防することが一番重要ですが、不幸にして事件が発生してしまうことも考え、発生時の対策や収拾に向けた対策もしっかり準備しておきましょう。

 

 詳しくは、メディカルビュー社発行の「ストップ!病医院の暴言・暴力対策ハンドブック」に詳しい解説がありますので、参考にどうぞ。

 

 

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